2012年9月8日土曜日

自然エネルギーはみんなのモノ ー再生可能エネルギーの普及と拡大ー

こんにちは、「発電職人-キタガキ」です。
いつもご覧を頂き、誠にありがとうございます。
9月となりましたが、まだまだ暑い日が続いております。
ただ、最近の朝夕は、時折吹いてくる風に心が癒されます。
季節は秋へと向かっています。

さて、先日は産業用太陽光発電システム提案の依頼を受け、三重県に現場調査でお伺いいたしました。ひと昔前とは随分違い、第二名神を利用すると、すぐ到着します。インターチェンジを降りて、「となりのトトロ」に出てくる様な田園風景が広がります。


ねこバスが乗れる高圧電線が、近くから遠くまで繋がっています。
私たち「発電職人-キタガキ」では、産業用太陽光発電システムの提案において、プロジェクトチームを組んでおります。現場調査は、提案予定のメーカーの1級電気工事施工管理技士保有資格者、電気工事施工店、架台(ラックシステム)の製作会社のそれぞれの責任者、そして元請け会社の私たち「発電職人-キタガキ」にて実施します。
現場予定地は、旧採砂場(山の土から砂を取った跡地)です。砂を取った跡地なので、遊休地の跡地利用として、産業用太陽光発電システムをお客様が考えられたからでした。


現場に到着するまでに車窓から眺め、日本は国土が狭いといっても、まだまだ設置が出来そうな土地(特に日射条件の良い土地)は結構多いので、びっくりしました。世界的にみて、近年の経済と環境政策により太陽光発電システムの普及と拡大進んだドイツは、面積で日本とほとんど同じ(※日本の方がほんの少し大きい面積です。)で、緯度は日本国土より北側のため日射時間は少ないのです。なのに原子力発電を将来的に無くす方針です。

日本(関西電力供給地域)では、試算に基づき、「夏のエネルギー供給が不足する」とのために止む無く、再稼働をした「福井県の大飯原子力発電所」は、計算間違いだったらしく、再稼働しなくても電力需給は大丈夫だったようです。新聞などによると、冬場は関西圏内の火力発電所が定期点検などで休止をする必要があるので、それに代わる発電がなければ安定供給が出来ないと関西電力が説明をしているとのことです。今更ながら、何を信用していいのか分からなくなります。火力発電所は環境破壊を加速化します。

先日から、このブログでもゲリラ豪雨・ゲリラ雷雨の話題を取り上げました。
その原因は、近年の海水温度の上昇により、豪雨や雷雨の元となる積乱雲が発達しやすい気象条件になっているとのことです。この海水温度の上昇の原因は、やはり環境破壊によるものです。理由がわかっているのであれば、すぐには無理でも、出来るなら止めた方がいいですし、そのための「再生可能エネルギー」だったのではないのでしょうか?
次世代に安心なエネルギーを推進し、そして社会の仕組みを替えていくことは私たち「大人の義務」です。
権利を主張する前には、義務を果たす必要があります。
止める前に、停止したその後の準備をしてゆくことが、必要です。


さて、現場調査の後に、数カ月前に太陽光発電システムを設置頂きました-N様の現場を確認も出来ました。N様は、倉庫業を営むオーナー様です。倉庫の上に太陽光発電システムを設置頂きました。一般住宅と違い、地上からは目視はできませんが大きなソーラー発電システムを設置頂きました。



このように、ご所有の敷地内にいっぱい倉庫が並んでいます。物流の要の倉庫の上には、太陽光発電システムが設置されています。


太陽光発電システムは、静かに、黙って、もくもくと「仕事」をしています。



日が昇れば、勝手に働き始めます。
日が沈めば、今日仕事を終了します。
お約束をしておりませんでしたが、お客様の日々の巡回で挨拶もできました。
太陽光発電システムは、とても満足のご様子でした。
まだまだ設置できる屋根があり、できるだけ多くの太陽電池を設置してゆきたいとのことです。


自然のエネルギーは、誰のものでもありません。
「おひさまのエネルギー」を、電気に替えていくことは、誰もが「幸せ」になれる、方法です。
その夢を実現するために、一つの確実な手段が太陽光発電システムです。



この太陽電池の輝きは、人類の未来へのセツナイおもいが、込められています。
ご相談をお待ちしております。