2012年8月16日木曜日

大切な道標(みちしるべ) 京都五山の送り火

こんにちは、「発電職人-キタガキ」です。
いつもご覧頂き、誠にありがとうございます。



今日は、京都五山の送り火でした。例年通り日中は忙しいのですが、夜の行事なので、ゆっくりと見ることが出来ました。

夏の夜空を焦がす五山の送り火は、7月の祇園祭と同様に、京都の夏を代表する風物詩です。東山の如意ヶ嶽の「大文字」、金閣寺大北山の「左大文字」、松ヶ崎西山(万灯籠山)と同じく東山(大黒天)の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、嵯峨曼荼羅山の「鳥居形」が次々と点灯されてゆきます。この「大文字焼き」の発祥のゆわれは定かではありませんが、盆に帰ってこられた古に逝った人の魂が迷うこと無く天に帰るための灯台みたいな役目だとのことです。

まだまだ暑い日が続くのですが、夏の終わりの「サイン」です。
この五山の送り火を観るため、地方の車のナンバーが京都の街にあふれていました。
ここ京都は、観光都市です。この京都らしさを都市全体で美観を維持・保全してゆくことは、私たち京都に住む市民の大切な仕事です。

京都市内に太陽光発電システムを設置するためには、景観申請をパスしなければなりません。詳細はコチラをご覧下さい。
http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000056/56458/dezain_kijun.pdf
眺望景観の申請時には、京都市内の視点場が測点基準となり、その測点基準は、この大文字の山々を眺めた時に、太陽光発電システムの工作物が景観を損なわないように規制を設けています。
もちろん、私たち「発電職人-キタガキ」では、煩雑なこの景観申請をパスをして、太陽光発電システムを設置します。全て私たちがフォローをいたしますので、ご安心下さい。





先月には、京都市左京区の岩倉のK様のお宅に太陽光発電システムを設置をしました。この地域も景観基準が厳しく設けられておりました。ご相談からご提案、そして施工からアフターフォローサービスまで、自社で一貫して対応ができる「発電職人-キタガキ」の得意とするところです。

また、K様のお宅は話題のコージェネレーションシステムー大阪ガスのエネファームを導入されておられました。そのため、太陽光発電システムを導入されることで、暮らしに合わせて無駄なくエネルギーを作り、売電価格が安定して買取制度を利用し効果的に売却が出来るからです。「発電職人-キタガキ」からオススメしました、高効率で発電をする東芝の単結晶-240Wのモジュールを使用したシステムをご採用頂きました。

東芝の210Wの太陽電池は、モジュールの中のセルとセルの部分が広く白い色や銀色が目立っていましたので、京都市の景観規制が厳しい地区では、許認可をされておりませんでしたが、先年度から240Wではその部分が目立つことがないので認可を得ました。かなり評判がいいです!

この条例は、それくらい厳しいですが、景観を保全することは私たち京都市民の義務です。京都に住んでいる人は、京都に住んでいることを話すと「いいですね!」なんて羨ましがられることもしばしばあります。そんな街に住んでいることを誇りに思い、「京都らしさ」の景観を保全しなければ、京都が京都で無くなります。


京都は、誰もが憧れる、一度は住んでみたい街なのですから。
大きな時の流れの中で、一年に一度帰られた大切な人たちの「魂」が、
迷わず帰るための「道標(みちしるべ)」を灯す街なのですから。



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