2012年2月9日木曜日

太陽光発電システム選択のツボ -屋根効率と変換効率-

こんにちは、「発電職人-キタガキ」です。
2月も早く過ぎ、明日には、今月の半ばまですぐそこです。
いつもとは変わらないはずなのに、立春からの
桜の咲く頃までのこの期間は、あっと言う間に、すごい速さで時間が流れていきます。
(※「締切り間近い」-国の住宅用太陽光発電補助金申請はコチラでチェック

「発電職人-キタガキ」は、京都市上京区の相国寺門前町にあります。
近くには相国寺はもちろん、京都産業大学附属高校や同志社大学・同志社女子大学があり静かな街で気に入っています。今は受験シーズンなので、この時期はいつもより凛とした雰囲気があります。ガンバレ!受験生!

今日は、先日工事をしたY様邸の施工写真です。




設置の太陽光発電システムは京セラのエコノルーツアドバンスです。昨年秋に発表された商品で、京セラにはサムライという寄棟屋根に適している太陽電池があるのですが、それよりも大きなサイズなので屋根に設置する作業効率が上がり時間を短縮することができます。サムライは、小さい細長い太陽電池を小刻みに設置するため、架台ラックの使用本数が多いからです。
参考として、昨年末のO様邸の京セラのサムライの施工写真と比較して下さい。





先日のプログで変換効率などを話題にしましたが、一般的に太陽電池の変換効率には、太陽電池素子(セル)の変換効率、太陽電池モジュールの変換効率と大きく2通りの表現方法があります。
製品としての実用上は太陽電池モジュールの変換効率が重要です。一般的に公称最大出力値(定格出力)をモジュール面積で除した数値で表現します。


モジュールの変換効率=(モジュールの公称最大出力W÷モジュール面積㎡)÷1,000W/㎡
(※1,000Wで割るのは、最大出力を規定する条件が光エネルギーとして1,000/㎡のため。)
(※各メーカーの太陽電池モジュールの型式により異なります。)


ただ、複雑な形状の屋根に設置する場合には、屋根のスペースを有効に利用して、どれだけの太陽電池容量のシステムを搭載できるかという、考え方も重要です。このことを「屋根効率」呼んだりします。その方がより重要なのは、屋根の形・寸法はそれぞれのお住まいの家の屋根が違うからです。屋根は既築住宅の場合変えることは出来ないですから。
寄棟屋根は切妻屋根よりもその形状が複雑です。その寄棟屋根は三角のコーナーモジュールを使用した設置計画をするのが、「屋根効率」的に良いのです。見た目もカコイイですよ!


京セラだけでなく、SHARPや三菱電機の単結晶シリーズでも寄棟屋根や大サイズ・小サイズを組み合わせることで、太陽電池の設置する「屋根効率」高い太陽電池・ソーラーパネルもあります。
もちろん、「発電職人-キタガキ」では、どのメーカーのどんな太陽電池でも扱えますし、販売だけでなく自社による施工ができます。


屋根のことで太陽光発電システムを諦めている方、うちの屋根は古いから心配だと不安な方、
どうぞお気軽に相談下さい。


まずは、現場調査からもスタートできますよ。





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