2012年12月1日土曜日

Panasonic太陽光発電システム工場見学 ー「現場が語る本音とは?」ー

こんにちは、「発電職人-キタガキ」です。
いつもご覧を頂き、誠にありがとうございます。

また、このブログにはアップの度に、とても多くのアクセスを頂き、重ねて御礼申し上げます。12月となりました。今年もあとわずかです!年の瀬になると慌ただしく色んな用事が入ってきますが、このブログで太陽光発電システムや環境関連の情報について、まだまだ、お伝えし切れていないと感じておりますので、出来る限り本音(正確・的確な情報)を皆様にお伝えしていきます。引続きのご愛読をよろしくお願いいたします。

さて、数日前にPanasonicの太陽光発電システムの工場見学に行きました。工場は予約でいっぱいなので、やっと念願が叶いました。他メーカーの工場は見学をしたことがあるのですが、Panasonicは初めてでした。それだけ人気があるようです。工場は安全管理が徹底され、そしてとても清潔でした。ちょうどこの時期は落ち葉などが敷地にはありそうですが、ありませんでした。WCの便器もピカピカでした!すごい!それだけでも、「ここで製造される太陽電池は、厳しい管理体制があるな」と推察が出来ました。



やはり工場内は写真撮影が禁止でした。でも、一連の工程はゆっくりと見学することが出来ました。太陽電池のセルを製造する工程や、そのセルをシート化する長いお釜のような工程も、とても面白かったです。ほとんどの工程はオートメーション化されていました。人間の手や足では出来ないものが、近代的なマシンにより、小気味良く、正確にそして確実に動いていました。私の世代ではマジンガーZ・その後のガンダム・現在では人気のヱヴァンゲリヲンに登場するようなロボットの手や足が規則正しく、それぞれの部品を持ったり、運んだりしていました。それを計測するのは、コンピュータです。そして、それを監視するのは人間(=ヒト)です。兜甲児とアムロ・レイ、そして碇シンジです。操作するのは、ヒトです。
現場には必ずヒトがいます。

見学した際は、HIT233Wの組立をしていました。特に参考になったのは、最終工程の「製品検査」です。その検査は、1枚のモジュールを裏向きにし、その下方向から太陽光に似せた光を2回照射し、発電W数を計測するものでした。1枚1枚のモジュールの最大出力の数値は、微妙に違う数値です。
案内役の技師の方の説明によりますと、
「Panasonicの社内基準で、233Wのパネルでも236W以上の基準を設けて、絶対に公称最大出力を下回った製品は出さない。」とのことでした。製造現場の本音です。

やはり、厳しい製品の管理体制がありました。それが、国産の太陽電池と海外製品との違いです。日本の品質管理により製品化されたものは、ブランドです。数年前に「中国の富裕層では太陽電池を国内(=中国)製品を購入せず、日本製品を使用するのがチョットしたブームとなっている」との環境系の雑誌で、記事を読んだことを思い出しました。良品は何時の時代でも、ブランドになります。

とは言うものの、果たして本当なのでしょうか?
真実はコレです!


国の補助金の完了申請には、太陽電池の出力対比表を提出する必要があります。上の参考資料は、最近に実際に販売・施工をした、PanasonicHIT233Wの出力対比表-J-PECへの提出前の資料一部です。1枚1枚のバーコードのシールは、モジュール1枚毎のダンボールの梱包材に貼られた最終工程で検査した最大出力数値です。どうぞご覧下さい。

全ての太陽電池は、236.0W以上の製品です!
これこそ、メーカーのプロ意識でしょう。

この様に、優れた製品を安心してお客様にオススメが出来ることが、
私たち「発電職人-キタガキ」の販売・施工現場からの本音なのです。

どうぞ、お気軽にご相談下さい。


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