2012年7月10日火曜日

市民の力は、「絶大」です! 町衆のお祭り「祇園祭」。

こんばんは、「発電職人-キタガキ」です。
いつもご覧頂き、誠にありがとうございます。

日曜日から、今日火曜日まで、梅雨の中休みで天気も晴れました。私たち、「発電職人-キタガキ」は、関西圏内を駆け廻る日々が続いています。お客様からの見積りのご依頼が7月からはかなり増えました。ありがとうございます。物件数が増えても、1つ1つを大切に提案し、確実に施工を実行していきます。お声掛け頂きました順番にお伺いしますので、楽しみにお待ち下さい!

7月に入り、見積りのご依頼が増えたのは、節電意識の高まり、環境意識の向上や、あるいは将来の電力供給量や電気代に対する不安、消費税導入後の生活費に対する不安、年金制度の崩壊に対しての備えなどによるものでしょう。
番組名は忘れましたが、TVで「世界で個人の貯蓄残高が一番多いのは日本」らしく、次はスイスらしいです。日本においては、その貯蓄も経済不況を反映して、預金の金利も低水準です。バブルの時代を経験した後の不確実性の時代なので、お金を使うのが不安だとの見方もあります。このように、日本人は将来を見据えた堅実な国民性があります。また、日本は島国なので、外敵から身を守ることが習慣化したことも、長い歴史の中から私たちが受け継いだものなのでしょう。
先日は、地方銀行にお勤めのお客様から、太陽光発電システムを「発電職人-キタガキ」にてご用命頂きました。お客様が言われるには、「銀行に預けていても、、、なので、ソーラーをつけたい!」とのことでした。今は先読みをする時代です。

今の季節は梅雨です。この後、夏となります。この日本では、美しい四季があります。季節の変わり目には、いろんな催物や神事・お祭り事などがあり、楽しいです。季節の代わり目に、次の季節を意識し、「昔は、この季節にはこんなことが起こったから気をつけて!」なんてことを、告知する意味合いもあるのでしょう。これから迎える「夏」は、花火や盆踊りがそれにあたります。

先日は、設置されたお客様から、ご紹介を頂きました。お住いの大阪府の羽曳野市(ダルビッシュの故郷)にお伺いしました。やはり野球が盛んらしく、日曜日だったので野球のユニフォームを着た少年が自転車に乗って楽しそうでした。
もうそろそろ、甲子園の予選が始まります。夏が確実に近づいています。早く到着したので、近鉄電車の高鷲駅前駐車場に車を止め歩いて向かう途中、大津神社では、夏の祭事として、立派な「茅の輪くぐり」が準備されていました。「夏越の祓(おはらい)」の神事です。せっかくなので、お参りをしました。


くぐり抜けるのは、順序があります。京都の北野天満宮でも同じ神事があります。「発電職人-キタガキ」の工事安全を祈願しました。現代とは違い、昔は「夏を越す」ことが、大変なことだったのでしょう。食いしん坊の私は、ベビーカステラなど夜店が用意されていて、そちらも気になりました。

そして、今日は、宇治市役所の向かう途中、なんと祇園祭の鉾立に遭遇!
(※見事な手さばきでしたが、ヘルメットはつけたほうがイイゾー!)


この祇園祭は、平安時代に、ここ京都で疫病が流行した際、広大な庭園だった神泉苑(中京区)に、当時の国の数にちなんで66本の鉾を立て、祇園の神(スサノオノミコトら)を迎えて災厄が取り除かれるよう祈ったことが始まりとされます。
応仁の乱で祭りは途絶えましたが、その後に町衆の手で再興されました。以後、中国やペルシャ、ベルギーなどからもたらされたタペストリーなどを各山鉾に飾るようになりました。これらの懸装品の豪華さのため、山鉾は「動く美術館」とも呼ばれます。江戸時代にも火災にあいましたが、町衆の力によって祭りの伝統は現代まで守られている。素晴らしいことです。
現在、巡行に参加している鉾は9基、山は23基です。
写真は、函谷鉾の鉾立です。
宵山での人波の中、汗だくになって、イカ焼きと冷たいビールが最高です!

『市民の力は、絶大です。』

人々の生活を守り続けること、それが文化・芸術につながり、そして世代を超えて守り続けられている。それを実現しているのは、いつの時代も私たち「市民」です。
本物(私たちの心からの願い)は守り続けられていきます。

私たちの生活をすこやかにすることが出来る
太陽光発電システムも守り続けてゆきましょう!
私たち「市民」の力で。



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