2012年11月14日水曜日

チョット意外なこれからの「冬場の発電力」について

こんにちは、「発電職人-キタガキ」です。
いつもご覧頂き、誠にありがとうございます。
最近は朝晩はめっきり寒くなりました。
ここ京都では、まわりの木々も色付き、紅葉の季節が間近です。
気になる見頃は、今年は例年より少し遅くなるようです。

さて、今回は、これからの「秋から冬」の時期に、太陽光発電システムの計画をお持ちのお客様にとって、ご不安な点について解決をいたしましょう!

チョット意外ですが、太陽光発電システムは冬場では高発電力を発揮します。
ここ京都では、舞鶴市や京丹後市などのお客様から、
「ウチの地域は冬は寒いし、雪が降るからあんまり発電は期待できないと思います。」
と言われることがよくあります。

現在、多くのご家庭が使用されていますシリコン結晶系の太陽電池の特性は、
『暑ければ暑いほど、実は発電効率は低くなります!』
アモルファス・薄膜系や化学化合物系の熱による発電効率の低下をなるべく抑える太陽電池も開発され、商品化されています。それぞれのメリット、デメリットがあります。
「発電職人」では、設置される条件によりオススメのシステムを提案しておりますが、それでも価格や通常の発電効率の点で、一長一短があります。

太陽といえば、「暑い」「熱」を強くイメージします。暑いとより大きな発電が得られると連想されがちですが、それは間違いなのです。
寒ければ抵抗値が下がり、電気がロスなく流れるため、効率的には「外気温度が20℃以下」が望ましいのです。

各メーカーのカタログには発電効率が掲載されておりますが、各メーカーの同一基準にての計測数値でないところが、ポイントです。カタログ掲載はある程度の目安と考えられる方が、失敗しません。
ここで、各メーカーが共通して開示されていることがあります。
それは、地域ごとの年間の発電量が掲載されていますが、よーく見ると、北海道の札幌市と沖縄県の那覇市の年間の発電量はほとんど同じなのです。


沖縄県は暑くて瞬間の発電量が落ちますが、日照時間が長いのでカバーをします。
北海道は日射では劣りますが、寒いため瞬間の発電量が高くなります。
だから、北海道と沖縄は年間を通して総発電量がほとんど変わらないという結果になるのです。同じメーカーのそれぞれの商品比較も含んでいる信頼性の高い資料です。

上の参考資料は、Panasonicのものを掲載しておりますが、HIT(ハイブリッド単結晶シリコン)モジュールと154(多結晶シリコン)モジュールとの、同一地域の発電量の違いも解ります。

来月の12月8日(土)・9日(日)には、Panasonic京都支店にて、スマートエネルギーフェアを開催します。もちろん「発電職人-キタガキ」も参加します。
ご不明な点は、実物をご覧頂き、解りやすくご説明いたします。
(⇑リンクをクリックで、詳細のご案内ページヘジャンプ)

当日に現場調査などをご依頼頂きましたら、『近江牛500gのプレゼント』やご来場の記念品などもございますので、お気軽にお問合せ下さい。

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